第一に「市街地は人っ子一人いない、まさに死の街という形だった」(wiki) と発言しこれを陳謝撤回。第二に[非公式の取材の場で着ていた防災服の袖を毎日新聞社の記者に擦りつけ「放射能をつけたぞ」という趣旨の発言をした]( wiki)とこの二つの発言で大臣を辞任したわけですがどうですかね。
野次馬としては第二の悪ふざけは「ガキだな」と眉をひそめますが第一の発言は事実のこと。この発言に怒っているのがどうも原発推進派の人たちのような気がします。報道も野党が追求必死だとか煽っています。
個人的にはこういう発言はどうでもいいことでこういった事実認識のもとでどんな処置が望ましいかというこれからの対処の方向などをききたいわけで大臣が辞任してもなんら状況がかわるわけではない。大臣が辞任して荷が軽くなるのは野党の批判の勢いをそぎたい野田首相ぐらいか。
だが少しも粘れない鉢呂氏もだらしがない。「原子力発電の危険を実感しました。この不幸な事故を踏まえて脱原発の方向に向かっていきたいと思います。」とかいえば拍手する人のほうが多いのにおびえきってつまらない言い訳をするばかり。第二の件はあまりにも悪ふざけですが「放射能をあびる危険のある場所を視察した緊張感がどれほどのものか理解してもらいたい」とかいえばなんとか申し訳がたつとおもうんですがここで辞任。おそらく口が重いのが取り柄の野田首相に嫌われたのかもしれませんね。まさに口は災いのもとですがこれぐらいの不始末も乗り切れないとは情けない。
野田首相がどれぐらい野党の追及に耐えられそうかうかがえるような気がします。
2011年9月11日日曜日
2011年8月15日月曜日
野田氏の大連立構想は民主党の終焉なのでは?
いよいよ菅首相の退陣をうけて代表戦を狙っている立候補予定議員がしかけてきているようですがその一人の野田佳彦氏の口からオールジャパン、すなわち大連立構想が話されたのは意外でした。
菅首相も大連立に前向きでしたが次の代表立候補予定者までこんなことをいうとはここまで民主党が駄目政党だったのかとがっくりです。
本来はどんなに苦労しても自分の政党が主張するところは主張しねじれ国会で達成できないところがあったとしても最善をつくして民主党らしさをだすのが民主主義だと思うのですがこれでは一党独裁志向だと思われても仕方がない。
大連立になれば表立った論議はあまり必要ないし内々のボスの間の駆け引きで最終的に決まる感じです。古来の利益誘導型が復活するのではという気もします。
民主党が選挙に勝ったときのマニフェストが口ばかりで実現できなかったとしても初の政権担当だということで心のそこでは仕方がないかなと思うところもあります。しかしここにいたって大連立をのたまうのは政治能力が足りないのかもしくはあまりに人材が不足しているのかと思わざるを得ない。なにゆえ大連立をしたいのかその本心がわかりませんが大連立をすれば民主党が崩壊するのは目に見えているように思えます。
まぁ確かに自民党の長期政権で優秀な人材が与党よりになったのは仕方がないとしても政治は官僚やエリートがしてよくなるものでもない。国民に近い感覚をもって国民よりの政治をしてくれればそれでいいわけで優秀でなくてもいい。誠意をもって国民の声をききながら政治をしてくれればいいと思うのです。政治がやりやすくなるからといって大連立に走られてはたまりません。
これで大連立をのたまう候補が代表になれば日本には意見を競うという民主主義は存在しえないということになるんでしょうかね。かなり失望するかと思います。
菅首相も大連立に前向きでしたが次の代表立候補予定者までこんなことをいうとはここまで民主党が駄目政党だったのかとがっくりです。
本来はどんなに苦労しても自分の政党が主張するところは主張しねじれ国会で達成できないところがあったとしても最善をつくして民主党らしさをだすのが民主主義だと思うのですがこれでは一党独裁志向だと思われても仕方がない。
大連立になれば表立った論議はあまり必要ないし内々のボスの間の駆け引きで最終的に決まる感じです。古来の利益誘導型が復活するのではという気もします。
民主党が選挙に勝ったときのマニフェストが口ばかりで実現できなかったとしても初の政権担当だということで心のそこでは仕方がないかなと思うところもあります。しかしここにいたって大連立をのたまうのは政治能力が足りないのかもしくはあまりに人材が不足しているのかと思わざるを得ない。なにゆえ大連立をしたいのかその本心がわかりませんが大連立をすれば民主党が崩壊するのは目に見えているように思えます。
まぁ確かに自民党の長期政権で優秀な人材が与党よりになったのは仕方がないとしても政治は官僚やエリートがしてよくなるものでもない。国民に近い感覚をもって国民よりの政治をしてくれればそれでいいわけで優秀でなくてもいい。誠意をもって国民の声をききながら政治をしてくれればいいと思うのです。政治がやりやすくなるからといって大連立に走られてはたまりません。
これで大連立をのたまう候補が代表になれば日本には意見を競うという民主主義は存在しえないということになるんでしょうかね。かなり失望するかと思います。
2011年8月8日月曜日
お台場で「韓流やめろ」コール500人ほど
うーん。ある俳優さんが韓流偏重でフジテレビを批判したことで事務所をやめさせられたのがきっかけなようです。なんか反韓流をブームにしたい人たちがいるようですが。
まぁそれはともかく韓流偏重の非難があがることはどういうことか考えてみた。すぐに思いつくのは米国でおこった日本の自動車の排斥運動。日本車を巨大なハンマーでたたき壊すなどした出来事。アメリカビッグスリーの労働者が日本車のあまりの進出に頭にきてやったようです。その後のビッグスリーの運命は周知の通り苦難の中にあります。
これと同じく韓国の番組がフジテレビで多かったようです。テレビは見なくなったのでよく知りませんが番組表をみるとフジばかりでなく他局でも韓国のドラマは放映されているようです。たしかに以前にはなかった現象ですね。
ただこれがよくないことだと批判するのは日本のテレビ番組の貧困さを白状するようなものかとおもいます(笑)。
いえいえ怒らないでください。なんで韓国の番組のほうが力があるかちょっと興味深いのが韓国の人口ピラミッド。検索すればすぐでてきますので一度みてください。それをみると2004年の統計ですが40歳以下が圧倒的に多いのが韓国。日本はうわさにたがわず50歳以上の人口がかなり多く若年層の負担になりそうなのがわかります。
つまりいまの韓国の社会が若さにあふれ行動的なのに日本は老齢化と必死に戦っている社会。なんとなくみても韓国の番組のほうが面白い番組をつくれそうだと思いませんか。
番組の製作者も見せようというターゲットがわかっていますから番組作りもしやすいし反応もいい。それに対し日本では高齢者を意識してかやや硬直化している感じがします。おそらく視聴率も若者と高齢者で分散してしまうのでターゲットがしぼりにくだろうなぁとも思えます。
つまり番組制作では経済的にも文化的にも勢いがある韓国が有利なのはある程度当然。それに負けないでほしいというのがいまの反韓流の叫びなのではと思います。日本のドラマの監督やシナリオライターも頑張って番組作りを企画してほしいですね。
蛇足ですが高度成長期に日本の番組がアメリカでブームにならなかったのはあまりに文化がちがうせいだしむしろアメリカの文化を学ぶためにアメリカの番組を多く放映したかとおもいます。それに対して日本と韓国は文化的にも言語的にも一番近い国。いまのところ新鮮味がある韓流が日本に流れ込んでくるチャンスな時期なのではという気がします。
まぁそれはともかく韓流偏重の非難があがることはどういうことか考えてみた。すぐに思いつくのは米国でおこった日本の自動車の排斥運動。日本車を巨大なハンマーでたたき壊すなどした出来事。アメリカビッグスリーの労働者が日本車のあまりの進出に頭にきてやったようです。その後のビッグスリーの運命は周知の通り苦難の中にあります。
これと同じく韓国の番組がフジテレビで多かったようです。テレビは見なくなったのでよく知りませんが番組表をみるとフジばかりでなく他局でも韓国のドラマは放映されているようです。たしかに以前にはなかった現象ですね。
ただこれがよくないことだと批判するのは日本のテレビ番組の貧困さを白状するようなものかとおもいます(笑)。
いえいえ怒らないでください。なんで韓国の番組のほうが力があるかちょっと興味深いのが韓国の人口ピラミッド。検索すればすぐでてきますので一度みてください。それをみると2004年の統計ですが40歳以下が圧倒的に多いのが韓国。日本はうわさにたがわず50歳以上の人口がかなり多く若年層の負担になりそうなのがわかります。
つまりいまの韓国の社会が若さにあふれ行動的なのに日本は老齢化と必死に戦っている社会。なんとなくみても韓国の番組のほうが面白い番組をつくれそうだと思いませんか。
番組の製作者も見せようというターゲットがわかっていますから番組作りもしやすいし反応もいい。それに対し日本では高齢者を意識してかやや硬直化している感じがします。おそらく視聴率も若者と高齢者で分散してしまうのでターゲットがしぼりにくだろうなぁとも思えます。
つまり番組制作では経済的にも文化的にも勢いがある韓国が有利なのはある程度当然。それに負けないでほしいというのがいまの反韓流の叫びなのではと思います。日本のドラマの監督やシナリオライターも頑張って番組作りを企画してほしいですね。
蛇足ですが高度成長期に日本の番組がアメリカでブームにならなかったのはあまりに文化がちがうせいだしむしろアメリカの文化を学ぶためにアメリカの番組を多く放映したかとおもいます。それに対して日本と韓国は文化的にも言語的にも一番近い国。いまのところ新鮮味がある韓流が日本に流れ込んでくるチャンスな時期なのではという気がします。
2011年7月25日月曜日
水戸黄門が今年で打ち切りになるらしい
水戸黄門もさすがに世の変わり様に勝てず終了となるんですかね。
一説には由美かおるの入浴シーンがなくなったからというのもありますがだったら入浴美女を探せばいいという話にもなる。でもはまり役というのはなかなか個性が必要なのでおいそれと簡単にみつかるものでもないのでしょうね。
実をいうと里見黄門になってからはあまりみたことがない。というかもっと前の石坂黄門になってからあまり記憶にない。大正生まれの父はなくなるまでずっと見ていたようですが私的には初期のころの作品は日本人の心の奥底というか琴線にふれるようなものがあったように感じたのですが大人になってくると同じような展開で人や身分などをかえただけかなというシナリオの限界がどうしても感じられてあまりみなくなったようです。
あの水戸黄門が始まった戦後の昭和の時代だからこそぴったりだったのかと思います。あのころの田舎は道路事情も悪く田舎の風景も昔の面影があったものです。いまのように道路が整備され田舎というものがそこらの郊外とかわらなくなると水戸黄門の旅もそれほど地方色がなくなってしまったかと思います。
社会的な面からいうと年功序列ですね。年功序列型の時代だったからこそ水戸黄門のようなお上からの不正の暴露は意味があったわけですが今のような成果主義の時代にはお上もなにもあったもんじゃありません。お上自体が批判の対象になる時代ですから悪代官や城主の不正だけを正すだけではもはや陳腐感があるのでしょう。
確かにいまでも官僚の腐敗とかマンネリ化かとりざたされていますが官僚の問題は複雑で一刀両断にはいきません。ギリシャにみるごとく公務員の特権はなくせばいいという簡単なものでもない。単なる勧善懲悪で済む世の中ではなくなってしまったかと思います。
とえらそうにいってますがついこの間までは松平健の暴れん坊将軍の再放送は時間つぶしによくみていました。こちらは将軍が若いのではつらつとしているのがいい。剣舞も上手なのでみごたえがある。シナリオはまぁ似たり寄ったりですがアクション的に動きがいいのであきませんでした。
いきのいい俳優や役者を上手に動かすことができる作家や監督がでればまた新たな時代劇ができるかと思いますが前作の踏襲だけでは視聴率はあがらないでしょうね。社会の変化にもついていかないといけないんでしょうね。
一説には由美かおるの入浴シーンがなくなったからというのもありますがだったら入浴美女を探せばいいという話にもなる。でもはまり役というのはなかなか個性が必要なのでおいそれと簡単にみつかるものでもないのでしょうね。
実をいうと里見黄門になってからはあまりみたことがない。というかもっと前の石坂黄門になってからあまり記憶にない。大正生まれの父はなくなるまでずっと見ていたようですが私的には初期のころの作品は日本人の心の奥底というか琴線にふれるようなものがあったように感じたのですが大人になってくると同じような展開で人や身分などをかえただけかなというシナリオの限界がどうしても感じられてあまりみなくなったようです。
あの水戸黄門が始まった戦後の昭和の時代だからこそぴったりだったのかと思います。あのころの田舎は道路事情も悪く田舎の風景も昔の面影があったものです。いまのように道路が整備され田舎というものがそこらの郊外とかわらなくなると水戸黄門の旅もそれほど地方色がなくなってしまったかと思います。
社会的な面からいうと年功序列ですね。年功序列型の時代だったからこそ水戸黄門のようなお上からの不正の暴露は意味があったわけですが今のような成果主義の時代にはお上もなにもあったもんじゃありません。お上自体が批判の対象になる時代ですから悪代官や城主の不正だけを正すだけではもはや陳腐感があるのでしょう。
確かにいまでも官僚の腐敗とかマンネリ化かとりざたされていますが官僚の問題は複雑で一刀両断にはいきません。ギリシャにみるごとく公務員の特権はなくせばいいという簡単なものでもない。単なる勧善懲悪で済む世の中ではなくなってしまったかと思います。
とえらそうにいってますがついこの間までは松平健の暴れん坊将軍の再放送は時間つぶしによくみていました。こちらは将軍が若いのではつらつとしているのがいい。剣舞も上手なのでみごたえがある。シナリオはまぁ似たり寄ったりですがアクション的に動きがいいのであきませんでした。
いきのいい俳優や役者を上手に動かすことができる作家や監督がでればまた新たな時代劇ができるかと思いますが前作の踏襲だけでは視聴率はあがらないでしょうね。社会の変化にもついていかないといけないんでしょうね。
2011年6月21日火曜日
福島原発事故はメルトダウン→メルトスルー→底抜け?
もう。最悪のメルトダウンじゃないですかと東電にあきれたのもつかのま今度はメルトスルー。東電の隠蔽体質に怒った学者が事態はもっと悪いのではと言い始めた。
そのシナリオは最後の砦格納容器の底もつき抜けいまやコンクリートを溶かしている段階ではないかとのこと。コンクリートをつき抜ければ天然の地面。それをもっと下にいけば地下水が堅い岩盤の上を流れているらしい。これと核燃料が接触すればもう高濃度汚染。簡単に言えば燃えている核燃料の冷却水を海にそのまま垂れ流すようなものみたいな感じですか。
しかも問題なのは東電の姿勢。いままでのシナリオがことごとく悪いほうへいっているのにもかかわらず相変わらず最良のシナリオで動いているようです。東電のいいぶんは今の所格納容器の底は抜けていないということ。だから容器の冷却をしていけば十分対処できるということ。
それに対して最悪のシナリオが底抜け。これを報道では確かめるすべがないといっているのですがちょっと唖然とします。
赤外線の専門家でないのでわかりませんがコンクリートを溶かすんですから2000度ぐらいはあると思われます。そんな高温なら赤外線を検査すればある程度わかりそうなものだと思いますがひょっとしたら原発の建物が赤外線を通さないものなのかもしれません。
もし東電の見方であっていればそれでいいのですがそうでないときは海が高濃度汚染されて初めて気付くわけですから困ったもんです。そのときから処置を初めてももはや手遅れとおもうんですがねぇ。東北の漁業は壊滅するんじゃないかという気がするんですがどうでしょうか。
それにしてもコンクリートに穴が開き始めているのかそうでないのかまったくわからないのは困ったもんです。事故が起こることを想定していなかったとはいえ無策という感はぬぐえません。
そのシナリオは最後の砦格納容器の底もつき抜けいまやコンクリートを溶かしている段階ではないかとのこと。コンクリートをつき抜ければ天然の地面。それをもっと下にいけば地下水が堅い岩盤の上を流れているらしい。これと核燃料が接触すればもう高濃度汚染。簡単に言えば燃えている核燃料の冷却水を海にそのまま垂れ流すようなものみたいな感じですか。
しかも問題なのは東電の姿勢。いままでのシナリオがことごとく悪いほうへいっているのにもかかわらず相変わらず最良のシナリオで動いているようです。東電のいいぶんは今の所格納容器の底は抜けていないということ。だから容器の冷却をしていけば十分対処できるということ。
それに対して最悪のシナリオが底抜け。これを報道では確かめるすべがないといっているのですがちょっと唖然とします。
赤外線の専門家でないのでわかりませんがコンクリートを溶かすんですから2000度ぐらいはあると思われます。そんな高温なら赤外線を検査すればある程度わかりそうなものだと思いますがひょっとしたら原発の建物が赤外線を通さないものなのかもしれません。
もし東電の見方であっていればそれでいいのですがそうでないときは海が高濃度汚染されて初めて気付くわけですから困ったもんです。そのときから処置を初めてももはや手遅れとおもうんですがねぇ。東北の漁業は壊滅するんじゃないかという気がするんですがどうでしょうか。
それにしてもコンクリートに穴が開き始めているのかそうでないのかまったくわからないのは困ったもんです。事故が起こることを想定していなかったとはいえ無策という感はぬぐえません。
2011年6月14日火曜日
原発反対の意味は・・・
イタリアの国民投票で原発再開反対派が圧勝したらしい。まぁイタリアは日本と同じように地震が多いらしいので日本の福島原発の事故はイタリアの国民感情にまともに影響したのかもしれません。
ただ思うに被爆国日本が原爆を体験したにもかかわらず原子力国家を目指した意味は原発が生産する安定的な電力で経済発展を支えることだったと思います。
それがどういうことかというと原発は人口を支えときには人口増加にも耐えうるエネルギー源だったと思うのです。もちろん人口増加は電気の生産増加だけでおきるのではなく他の要因が複雑にからみあっています。ただ電気が安定的に供給されるという保証があれば産業の発展に支障がなく労働力もより容易に得られ人口の増加に寄与するということは容易にわかるかと思います。
つまり原発がこれから経済発展をしようという発展途上国に導入されようものなら人口増加の一つの起爆剤になる可能性がおおいにあるのではと思うのです。もちろん今までの石化燃料による発展はみての通りです。
日本も今でこそ戦争後の影響で老齢人口が多すぎて出生率が思うように増えていませんが高齢者にたいする負担が減少し正常に戻ってくれば当然安定した電源のおかげでなんの不便もなく人口が増加してくることは予想されます。
ようするに原発は安定した電源を保証しさらなる人口増加も保証するものだったのではという気がします。ここで原発をあきらめ自然エネルギーに活路を見出すということは自然がもたらすエネルギー以上の経済発展が抑制され結果的に人口増加が抑えられるのではという気がしないでもない。
なんというか電源において中世の暗黒時代が始まったかというような感じなのですね。過剰な電気があってこそ宇宙にも飛び出そうという気もでるのかと思うのですが無駄なエネルギー、危険なエネルギーを排除してしまうと人類が現状維持のムードになってしまうのではという気もします。
無論現状の原発より危険でなく安定した電源が開発される可能性もありますので一概に電気の暗黒時代がきたなどというわけではありませんがイタリアの国民投票の結果をみでふと電気の暗黒時代が到来したかという印象をもちました(笑)。
ただ思うに被爆国日本が原爆を体験したにもかかわらず原子力国家を目指した意味は原発が生産する安定的な電力で経済発展を支えることだったと思います。
それがどういうことかというと原発は人口を支えときには人口増加にも耐えうるエネルギー源だったと思うのです。もちろん人口増加は電気の生産増加だけでおきるのではなく他の要因が複雑にからみあっています。ただ電気が安定的に供給されるという保証があれば産業の発展に支障がなく労働力もより容易に得られ人口の増加に寄与するということは容易にわかるかと思います。
つまり原発がこれから経済発展をしようという発展途上国に導入されようものなら人口増加の一つの起爆剤になる可能性がおおいにあるのではと思うのです。もちろん今までの石化燃料による発展はみての通りです。
日本も今でこそ戦争後の影響で老齢人口が多すぎて出生率が思うように増えていませんが高齢者にたいする負担が減少し正常に戻ってくれば当然安定した電源のおかげでなんの不便もなく人口が増加してくることは予想されます。
ようするに原発は安定した電源を保証しさらなる人口増加も保証するものだったのではという気がします。ここで原発をあきらめ自然エネルギーに活路を見出すということは自然がもたらすエネルギー以上の経済発展が抑制され結果的に人口増加が抑えられるのではという気がしないでもない。
なんというか電源において中世の暗黒時代が始まったかというような感じなのですね。過剰な電気があってこそ宇宙にも飛び出そうという気もでるのかと思うのですが無駄なエネルギー、危険なエネルギーを排除してしまうと人類が現状維持のムードになってしまうのではという気もします。
無論現状の原発より危険でなく安定した電源が開発される可能性もありますので一概に電気の暗黒時代がきたなどというわけではありませんがイタリアの国民投票の結果をみでふと電気の暗黒時代が到来したかという印象をもちました(笑)。
2011年6月13日月曜日
パキスタンの治安部隊が丸腰のパキスタンの青年を射殺したことで思い出すこと
一体だれがこのシーンをなんのために撮ったかわかりません。青年がなにか棒なのか銃なのかわかりませんがなにかを取り上げられポンと治安部隊のほうへ背中をたたかれ歩いてゆく。
最初は部隊の車かわかりませんがそちらに顔を向けていたのですが首筋に銃を突きつけられると銃をはらってなにかいいながら銃を突きつけた兵士にむかって進んでいきました。兵士があとずさりしていくとまわりにいた兵士の一人が青年を引きずり戻しました。青年は前かがみになってなにか叫んでいましたがそこへさっきの兵士が銃を再び持ち上げ青年の手と足を撃ち抜きました。青年はなにか叫び声を上げながら倒れ何回か上体を起こしましたが出血がひどくやがて意識をなくして動かなくなります。
これがアメリカのポリスなら映画でみるように車の壁に手をつかせ身体検査をしたあとで話をしながら警察に連行となるわけですがこの動画では兵士が銃を首につきつけたのにもかかわらずその銃をはらいのけてその兵士になにかいいながら突き進んでいったのはまずい。まず被害者側は動かないほうが相手を刺激しなかったかなという可能性はあると思います。
また兵士側も銃をはらわれたというのはまずい。銃をつきつけているわけですから相手をかなしばりに合わせるような態度でないとかえって危険な状態を招くおそればあるように思います。
つまり被害者側も加害者側もどうすべきか手探りで模索しているうちに発砲し発砲されたような感じです。
まぁもっとも治安部隊の兵士が結局発砲したということは相手が強盗犯罪者だという思い込みがあるのかもしれません。また被害者が前かがみになってしゃべっているのも気になりました。
そしてこれで思い出したのがあのハロウィンで間違った家を訪れて射殺された日本人留学生射殺事件。Freeze(動くな)という言葉がわからなくて動いたため射殺されたという有名な事件。刑事事件としては加害者は無罪。民事では加害者側が銃マニアで動物を射殺したりしておこないがよくなくまた当時酔っていたこともあり正当防衛が認められず多額の損害賠償金を請求されたとのこと。
銃マニアの過剰防衛と訓練を受けているはずの兵士とでは比べものにはなりませんがいったん銃を人につきつければ自分も撃たれるおそれもあるし発砲する可能性は飛躍的にたかまります。
ただ治安部隊がどの程度まで発砲の権限を持っていたのかそこがよくわからないのでいちがいにいえませんが危険人物には発砲してよいという状態にはあったのかもしれません。治安が悪化していて警官だけではおさまらないので治安部隊が見回っていたという不安定な状況でおこったという可能性もあります。撃っておいて放置したというのはある程度見せしめ的な要素もあったのかなという感じもします。
そういう場合は手を上げて動かなくても撃たれるおそれがありますがそういう状況だったら被害者はどうしもうもないでしょうね。
ただ客観的には丸腰の青年を何人もの兵士で囲んでいるわけですから発砲せずに制圧することは十分可能なわけで国際的に非難されてもしょうがないでしょうね。
最初は部隊の車かわかりませんがそちらに顔を向けていたのですが首筋に銃を突きつけられると銃をはらってなにかいいながら銃を突きつけた兵士にむかって進んでいきました。兵士があとずさりしていくとまわりにいた兵士の一人が青年を引きずり戻しました。青年は前かがみになってなにか叫んでいましたがそこへさっきの兵士が銃を再び持ち上げ青年の手と足を撃ち抜きました。青年はなにか叫び声を上げながら倒れ何回か上体を起こしましたが出血がひどくやがて意識をなくして動かなくなります。
これがアメリカのポリスなら映画でみるように車の壁に手をつかせ身体検査をしたあとで話をしながら警察に連行となるわけですがこの動画では兵士が銃を首につきつけたのにもかかわらずその銃をはらいのけてその兵士になにかいいながら突き進んでいったのはまずい。まず被害者側は動かないほうが相手を刺激しなかったかなという可能性はあると思います。
また兵士側も銃をはらわれたというのはまずい。銃をつきつけているわけですから相手をかなしばりに合わせるような態度でないとかえって危険な状態を招くおそればあるように思います。
つまり被害者側も加害者側もどうすべきか手探りで模索しているうちに発砲し発砲されたような感じです。
まぁもっとも治安部隊の兵士が結局発砲したということは相手が強盗犯罪者だという思い込みがあるのかもしれません。また被害者が前かがみになってしゃべっているのも気になりました。
そしてこれで思い出したのがあのハロウィンで間違った家を訪れて射殺された日本人留学生射殺事件。Freeze(動くな)という言葉がわからなくて動いたため射殺されたという有名な事件。刑事事件としては加害者は無罪。民事では加害者側が銃マニアで動物を射殺したりしておこないがよくなくまた当時酔っていたこともあり正当防衛が認められず多額の損害賠償金を請求されたとのこと。
銃マニアの過剰防衛と訓練を受けているはずの兵士とでは比べものにはなりませんがいったん銃を人につきつければ自分も撃たれるおそれもあるし発砲する可能性は飛躍的にたかまります。
ただ治安部隊がどの程度まで発砲の権限を持っていたのかそこがよくわからないのでいちがいにいえませんが危険人物には発砲してよいという状態にはあったのかもしれません。治安が悪化していて警官だけではおさまらないので治安部隊が見回っていたという不安定な状況でおこったという可能性もあります。撃っておいて放置したというのはある程度見せしめ的な要素もあったのかなという感じもします。
そういう場合は手を上げて動かなくても撃たれるおそれがありますがそういう状況だったら被害者はどうしもうもないでしょうね。
ただ客観的には丸腰の青年を何人もの兵士で囲んでいるわけですから発砲せずに制圧することは十分可能なわけで国際的に非難されてもしょうがないでしょうね。
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