2017年1月14日土曜日

豊洲問題に見る公務員の公平性

豊洲移転問題は石原都政の時から始まったのですが何故か役人の独走ぶりが目立ちます。肝心の建物の建築に際しても実際に使用する業者との意見の交換、すなわちコミュニケーションが不足しているような記事が目立ちます。そして地下の空洞問題は言っていることとやっていることがちがっていたということが暴露され開いた口が塞がらないというほどのショックを世間に与えました。
そして今回は環境検査での有害物質が突如増加。いままでの検査結果はなんだったのかというほどの不信をまたしても与えました。
もし検査に不正があったとしたらかなりひどい。なにがなんでも豊洲移転をしさえすればいいという姿勢が垣間見えます。まぁ普通ならそれでも通るのかもしれませんが今回は食の安全がからんでいるだけに問題です。有害物質の隠ぺいはそれだけで消費者に衝撃を与えます。まぁ人のうわさも75日でしたっけ。時がたてばなんでもないという考え方もあるかもしれませんがこれで消費者はなにもいいませんかね。というか小池知事が豊洲移転を口にできなくなるかもしれません。
もし豊洲移転ができなくなったらどうなるのでしょうかね。豊洲を野球場にするか公園にするかはたまた高層マンションにでもするのかしら。
今日のネット記事では築地の老朽化を指摘して築地はもうもたないから早く移転するべきだという論調の記事がありました。しかしながら食への不安をかかえたままの豊洲市場の商品が評判を落とすのは必至。それでも消費者がわすれるまでごり押しをしていくのか政治とはそういうものなのかちょっと不安を感じさせます。
ここまで問題が複雑化してしまったのはまさに役人の公平さジャスティスというのですかねそれが薄くなってしまっているような気がします。役人が世間の意見に目を向けず役所の中だけの論理で動く欠点が大きくなっているように思います。とうして専門家のいうことを聞かず盛り土をしなかったのか不明ですが外の人間にはわからないお金の流れがあるのかもしれませんね。そこに役人の公平性が損なわれてきている現状が垣間見えるような気がします。

2017年1月1日日曜日

トランプ大統領は嵐を呼ぶか

トランプ氏が選挙に勝利したときの目についたキャンペーン
1.TPP反対
2.不法移民阻止。メキシコとの国境に壁を築く。
3.日本からの米軍の引き上げ等々。
まぁ発言の底には色々複雑な経緯があるので正確には把握できないのですが問題は素人的な独断で突っ走る感じがあるところですね。
ですので各界の有名人から総スカンを食らっているという珍しい大統領です。
へたをすると任期中途で大統領を首になる可能性だってあるような気がします(笑)。
まず第一に外交的取引に慣れていないので大統領就任初期にどこかの国おそらくは中国あたりと局地的ではあるでしょうがドンパチをやらかしてしまう恐れがあります。就任初期はやはり体裁を保つためについ強硬路線を踏む恐れが大きいような気がします。
戦争を回避できたとして次は冷戦と同じような様相をもたらしてしまう危険性があります。そうなると世界経済の停滞やオリンピックボイコットなど世界的な活況に水を差すおそれもあります。
最悪のケースはミサイルの打ち合いから核の偶発的発射の可能性だってなきにしもあらずです。
今はまだトランプ氏も国内の手法をそのまま応用しているのかもしれませんが中国3000年の歴史もあなどれません。今までは弱い中国だったかもしれませんが経済的に世界的トップになろうとしている中国が米英にとってかわるかもしれない状況があるのです。その中でアメリカの偉大さをとりもどすどころか世界のリーダーとしての地位を奪われかねない相手が将来の中国です。そうなるとアメリカが昔インディアンを征服したようにまた日本に核を落としたようにアメリカ中心というか白人中心主義を維持していこうとすると中国との全面戦争だって無きにしもあらずです。
ちょっと心配な年にならなければいいのですが。