2011年8月8日月曜日

お台場で「韓流やめろ」コール500人ほど

うーん。ある俳優さんが韓流偏重でフジテレビを批判したことで事務所をやめさせられたのがきっかけなようです。なんか反韓流をブームにしたい人たちがいるようですが。
まぁそれはともかく韓流偏重の非難があがることはどういうことか考えてみた。すぐに思いつくのは米国でおこった日本の自動車の排斥運動。日本車を巨大なハンマーでたたき壊すなどした出来事。アメリカビッグスリーの労働者が日本車のあまりの進出に頭にきてやったようです。その後のビッグスリーの運命は周知の通り苦難の中にあります。
これと同じく韓国の番組がフジテレビで多かったようです。テレビは見なくなったのでよく知りませんが番組表をみるとフジばかりでなく他局でも韓国のドラマは放映されているようです。たしかに以前にはなかった現象ですね。
ただこれがよくないことだと批判するのは日本のテレビ番組の貧困さを白状するようなものかとおもいます(笑)。
いえいえ怒らないでください。なんで韓国の番組のほうが力があるかちょっと興味深いのが韓国の人口ピラミッド。検索すればすぐでてきますので一度みてください。それをみると2004年の統計ですが40歳以下が圧倒的に多いのが韓国。日本はうわさにたがわず50歳以上の人口がかなり多く若年層の負担になりそうなのがわかります。
つまりいまの韓国の社会が若さにあふれ行動的なのに日本は老齢化と必死に戦っている社会。なんとなくみても韓国の番組のほうが面白い番組をつくれそうだと思いませんか。
番組の製作者も見せようというターゲットがわかっていますから番組作りもしやすいし反応もいい。それに対し日本では高齢者を意識してかやや硬直化している感じがします。おそらく視聴率も若者と高齢者で分散してしまうのでターゲットがしぼりにくだろうなぁとも思えます。
つまり番組制作では経済的にも文化的にも勢いがある韓国が有利なのはある程度当然。それに負けないでほしいというのがいまの反韓流の叫びなのではと思います。日本のドラマの監督やシナリオライターも頑張って番組作りを企画してほしいですね。
蛇足ですが高度成長期に日本の番組がアメリカでブームにならなかったのはあまりに文化がちがうせいだしむしろアメリカの文化を学ぶためにアメリカの番組を多く放映したかとおもいます。それに対して日本と韓国は文化的にも言語的にも一番近い国。いまのところ新鮮味がある韓流が日本に流れ込んでくるチャンスな時期なのではという気がします。

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