2018年1月12日金曜日

安倍首相の平昌出席回避は惜しいかも。

安倍首相が慰安婦問題をムンジェイン政権が蒸し返したことで不安感を示し平昌オリンピックに不参加を表明しました。そのかわりにヨーロッパの普段はいかない北の国々を歴訪するようです。
ただ韓国ドラマをギャオで視聴している人間としてちょっともったいなかったかなという気がします。日本人的には安倍首相の不快感はよくわかりますがそれで無視してしまうのでは慰安婦問題はまったく進展しないような感じです。
そもそも韓国の政権というのは昔から独裁的色彩が濃くトップがかわると方針もがらりと変わる傾向があるように思えます。民主化して前政権の責任者が罪に問われるようになったのもいったん天下をとると自分天下と思う癖でやりたいことをやって犯罪にまでなんとなく至ってしまうということが多々ある気がします。
今回の慰安婦問題もパククネ政権でいったん解決済みにしたという事実は驚きました。まったく知りませんでした。朴槿恵政権が崩壊して次のムンジェインが再度この問題に頭を突っ込んできたのもわかる気がします。感じとして日本側がうまく慰安婦問題を目立たないように処理したという感じです。おそらく韓国側も当事者はともかく世間的にあまり情的に訴えるものがなかったというのが正直なところかも。
ようするにあまりに事務的に目立たないようにうまく処理していたのでムンジェインも心情的に納得するところまでいかなかったのでしょう。
ですのでここで安倍首相が平昌オリンピックに出席して目立つところに自分を置きさらにムンジェインと病院にいる元慰安婦さんでも訪問し握手でもすれば韓国世論も沈静化に向かうかと思われます。また原爆被害者がトランプ氏に多分面会したと思いますが安倍首相も元慰安婦の人とムンジェインと共に面会しなんらかのお悔やみでも語れば2015年の合意がここで確立すると思うのですがどうですかね。
おそらく英米流のパフォーマンス外交なら平然とやってのけるでしょうが元麻生首相がいっていたように目立たないようにそっと事を荒立てないようにするという政治的姿勢では現実的にはできないのでしょうね。
まあそれがアジア外交の特徴といえばそれまでですが。

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